NEWS

2018.08.26

インターン体験記<三星毛糸に行ってきました!>

8月7日(火)、三星毛糸 新規事業部 にインターンをお迎えしました。
その後、浅井さんからインターン体験記を送ってもらいましたので、掲載いたします。(本当はもっと早く送ってもらっていたのですが、掲載が遅れてしまった。。すみません。。)

作り手の観点と使い手の観点が上手く表現されている良コンテンツです。ぜひ、ご覧ください。

 

 

 

先日、私は繊維の産業地として知られる岐阜県羽島市に訪れ、創業130年を迎えられた三星毛糸さんの工場に足を運ばせていただきました。そこでは繊維に関してあまり知識がない私でも惹きつけられるメイドインジャパンの高いクオリティの魅力を感じました。そんな熱い職人魂をご紹介したいと思います!!

 

まず一宮にある繊維を手掛けていらっしゃる春日井工場さんにお邪魔させていただきました。50年以上ずっとお二人で繊維を作られているというだけあり、繊維に対する情熱さが伝わってきました。こちらの写真では筬に4本の糸を通している姿。それを約4700本手作業で通していると聞いたときは気が遠くなりましたが、手慣れた手つきで早々と進められる姿はさすが職人技だなと思いました。すべての工程を機械でやっているイメージでしたが、人の手も加わってこそもの作りは生まれることは昔から変わらないんだなと感じました。

 

続いて、三星染整さんの工場も見させていただき、原毛を洗う作業から布としてできあがり包装される過程まですべて見させていただきました。工場の中は熱気が漂う暑さで汗水たらして皆さん働いている姿が印象的でした(汗)やはり工場では、湿度不足によってばらつきや糸切れが起こり、製品不良や生産性低下に直結してしまうことから夏場の空調機をいれての作業は厳しいようです(苦)

 

こちらの写真は加工した前の段階の布と後のもの。私は最初見たときまさか同じ布だったとは知らずに驚きました。生地は、編んだだけ、織っただけでは製品にならない。何度も洗って、乾かすことを繰り返して、生地に風合いを加えて初めて製品として縫製に進むことができるということを知りました。まったく別の生地のようですが、加工によってここまで生地を変えることができるのです。

 

それがまさしく肝になってくるのがこちらの写真の工程。こちらは起毛機といい、生地(布)の表面の繊維の毛羽を出す処理を行います。針布やあざみを巻いたローラーを回転させて、その上に布を走らせて生地の表面のスパン糸から繊維を引っ掻きだします。その毛羽を一定の長さに刈り込んで平滑にすることを剪毛といいます。これをすることによって独特の外観、柔軟、豊満な風合い肌触りが得られ、色味も柔らかくすることができます。

 

他にも布を加工して製品にする過程を見させていただきましたが、自分たちが着ている服は人の手がたくさん加わってできている製品なんだとすごく実感しました。普段なかなか目にすることのできない工場を見学し、低迷が続く繊維業界があるなかでこれだけ長く続いているだけある工場に秘められた技術の高さを肌で感じられました。これからもこの素晴らしい技術が次の時代へと受け継がれていくように繊維業界を応援していきたいと思いました!

繊維についておもしろい発見がたくさんあり、工場の方もとっても暖かい方ばかりなのでこの機会に一度足を運んでみてください!!

pegetop