ウールは何度でも甦る。“Reverse”から“ReBirth”へ ウール回収キャンペーン第二期を開始します – MITSUBOSHI 1887
 

ウールは何度でも甦る。“Reverse”から“ReBirth”へ ウール回収キャンペーン第二期を開始します

  • by SHOPSTAFF

三星毛糸は、2022年7月19日(火)よりウール製の衣服、小物等の回収キャンペーンの「第二期」を開始します
対象製品はウール100%あるいはウールが混紡されている製品です。
皆さんのお力あってのキャンペーンとなりますので、
何卒ご協力のほど、よろしくお願いいたします。




 

ウールという原料は、生き物である「ひつじ」から採取しています。
世界中で飼育されている羊の数は約11億頭おり、
その産毛量はおよそ150万トン程度と言われています。
これは全世界で生産される全ての繊維の約3%にすぎず、これをさらに増やすための道は「ひつじを増やして生産量を上げる」他「ウールを再生する」という道があります。

 

◆ReBirth WOOLの目指す世界 ~ウールは何度でも甦る~


ひつじから採る事ができるウールは、何度でも再生可能な素材です。
高い品質を保つことができなくなってもウールを土に埋める事で生分解され、
ひつじが食べる草の栄養になり、ひつじが成長する糧となります。

今回三星毛糸が行うチャレンジは、上記サイクルで言うと「Tシャツ→セーター」の箇所となります。

◆ReBirth WOOLプロジェクトによるウールの再生サイクル

*紡績工程ではヴァージンウールを調合し、強度を高めています。


あなたの衣服がワタに還って混ざり合い、糸となり生地となって新たなる製品へと生まれ変わり次のステージで活躍する。
その後はまたワタへと還り、また次のステージへ…。


このサイクルの中で、皆さんに協力してもらいたいのは「回収」です。


ウール製品回収キャンペーンの第二期
では、再生可能な物は高い品質を保った手袋やニットキャップ等の小物や、ブランケットやマフラー等の巻き物などの幅広いアイテムへと甦えらせる他、再生が困難なものについては産業資材として活用します。

回収にご協力いただいた皆様へのリターンは、第二期のReBirth WOOLプロジェクトによって創られた製品の優先購入権を進呈します。
また、MITSUBOSHI 1887製品をお送り頂いた場合は、MITSUBOSHI 1887オンラインストアでご利用可能な1,000円OFFクーポンを進呈いたします。 


 

◆ウール製品の回収方法について

対象となるアイテムは、基本的に「ウール100%」あるいは「ウールが混ざっている」アイテムですが、カシミア等の獣毛素材の物も対象とさせていただきます。
判別方法につきましては、衣服に付いているタグに「毛」と書かれていれば対象と思って問題ありません。
*ウール以外の獣毛素材も再生対象となります

以下は参考画像です。

・回収方法
①宅配便で三星毛糸へ送る
【申請フォーム】へ必要情報を入力いただき、送信の上「発払い」にて三星毛糸(以下住所)までお送りください。
〒501-6228
岐阜県羽島市正木町不破一色字堤外898 三星毛糸株式会社 未来創造室宛
TEL:070-3392-9921

②MITSUBOSHI 1887 岐阜羽島ファクトリーストアへ持ち込む
メール、お電話、申請フォームのいずれかよりご連絡の上、お持ちください。
【三星毛糸へのアクセス】

ちなみに、回収に出していただく際に洗濯をし直す必要はありません。

【さっそく申請する】


◆ウール製品回収後の工程

ここからは、回収した後再生可能なものがどうなっていくかを解説します。

①仕分け工程
素材や色等により、およそ10種類ぐらいに分別します。
まず、以下のように仕分けを行います。

・MITSUBOSHI 1887のアイテム(メリノウール100%)
・他社のウール100%アイテム
・他社のウール混アイテム

続いて、それぞれ仕分けたものを更に「色」で仕分けます。

・黒系
・紺系
・グレー系
・ベージュ系
・その他

色ごとで仕分けることにより反毛後繊維の色合いがまだらになることがなく、黒系なら黒色、ベージュ系ならベージュのワタができ上がります。


②裁断工程

縫製部分やタグ部分は「ウールではない」糸を使用していることが多いため、該当箇所を1着ずつ手作業で切除していきます。 

③反毛工程
反毛機でほぐす、割糸機で粉砕する等の手段でワタの状態に戻します。

④紡績工程
ワタの状態に戻した反毛素材につなぎとなるバージンウールを加え、糸にしていきます。
まずは繊維を縦方向にそろえるカーディングという工程を行います。

その後、引き伸ばしながら撚りをかけ、糸にしていきます。

⑤織り工程・編み工程
糸を織り、編み、生地にします



⑥製品化
手袋やニットキャップ等の小物や、ブランケットやマフラー等の巻き物。
また何度か再生しているものについてはカーペット等へと、
幅広いアイテムへ生まれ変わらせます。


◆ウール製品回収キャンペーン第二期のスケジュール

2022年7月19日(火)より第二期として回収を再開いたします。
7月18日以降にお送りいただいた衣服の反毛作業は、反毛に必要な量が集まった時点で行います。
ご承知おきくださいませ。

◆改めて、ウール製品の回収方法をご案内

今回行う回収キャンペーンの参加方法について改めてご案内させていただきます。

対象となるアイテムは、「ウール100%」あるいは「ウールが混ざっている」アイテムです。

判別方法につきましては、衣服に付いているタグに「毛」と書かれていれば対象と思って問題ありません。
以下は参考画像です。

・回収方法

①宅配便で三星毛糸へ送る
【申請フォーム】へ必要情報を入力いただき、送信の上「発払い」にて三星毛糸(以下住所)までお送りください。
〒501-6228
岐阜県羽島市正木町不破一色字堤外898 三星毛糸株式会社 未来創造室宛
TEL:070-3392-9921

②MITSUBOSHI 1887 岐阜羽島ファクトリーストアへ持ち込む
メール、お電話、申請フォームのいずれかよりご連絡の上、お持ちください。
【三星毛糸へのアクセス】

 

【さっそく申請する】 


◆「LEXUS MEETS...”HIBIYA”」にて、三星毛糸の回収キャンペーンが展示されています

2022年2月28日(月)より、東京ミッドタウン日比谷「LEXUS MEETS...”HIBIYA”」にて、三星毛糸のウール回収キャンペーンにまつわる展示を開始しております。

三星毛糸は、2021年3月より「LEXUSが追求する考えや価値に共鳴するブランド」のうち、唯一のアパレルブランドとして展示に参加させていただいています。

その後、現在三星毛糸が進めている「ReBirth WOOL」に対して「ひつじ、地球環境、ウール製品を使用する人、全てが笑顔になる素晴らしい取り組み」と強く共感をいただき、今回の展示が実現しました。



展示会場では回収対象となる衣服や、どのようにして衣服がワタへと還るのかが見て取れるサンプル、ReBirth WOOL製品の試作品や関連書籍を見ることができます。

お近くへお越しの際は、ぜひお立ち寄りください。



◆【受付は終了いたしました】回収依頼フォーム


・よくあるお問い合わせ
Q.何着送ってもいいんですか?
A.MITSUBOSHI 1887以外の製品は3点を上限とさせていただきます。

Q.ウールを使用していればコートも対象となりますか?
A.対象となります。

Q.靴下や手袋も対象になりますか?
A.対象となります。左右1つずつ、セットになっているものを1点とカウントいたします。また、品質表示が無い場合は「ウール混」としてカウントします。

Q.品質表示タグが取れている、あるいはかすれて読めない状態ですが送っても大丈夫ですか?
A.お送りいただいて問題ありませんが、「ウール混のアイテム」として取り扱わせていただきます。反毛後の混率表示が困難となるためです。

Q.手作りのセーターや帽子も対象になりますか?
A.対象となりますが、品質表示タグが無いため「ウール混のアイテム」として取り扱わせていただきます。反毛後の混率表示が困難となるためです。

Q.サウナハット等のフェルト製品は対象になりますか?
A.フェルト化しているものは反毛ができませんが、産業資材として活用させていただきます。お送り頂いて問題ございません。


他、確認事項がございましたらフォームの伝達事項にご記載ください。
受付のメールをお送りさせていただく際に回答させていただきます。

また、メールLINE、チャットでのお問い合わせも対応いたします。
お気軽にお問い合わせくださいませ。
*営業時間外はお返事が遅くなる場合があります。予めご了承ください。

なお、お送りいただいた衣類の所有権は、三星毛糸株式会社スタッフが受領した時点で三星毛糸株式会社へ移転します。
移転後は原則返還できませんので、予めご理解の上お送り(お持ち込み)ください。



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