夏にウールがいい理由とは?メリノポロシャツ着こなしコーデもご紹介!
MITSUBOSHI 1887 の杉山です。
全国的に梅雨明けとなり、本格的に暑い時期となりました。
今回は、暑い中でも快適な着心地を楽しんでいただけるメリノポロシャツのコーディネートをご紹介いたします。
◆目次
・夏にウールがいい理由とは?
・23時間を快適にする、メリノポロシャツの着回しコーデをご紹介
・Meets VOICEアーカイブス~レクサス インターナショナル 星賀様~
◆暑い夏こそウールシャツの出番。「夏にウールがいい」理由とは
ウールを使った服と聞いて真っ先に思い浮かぶものと言えば、セーターやストール等の冬物ではないでしょうか。
そう思っている方には意外かもしれませんが、ウールは夏に適した素材なのです。
それを身をもって体現してくれているのが、ウールを生み出してくれる「ひつじ」です。
*毛刈りを行った後、およそ2か月後のひつじさん。はやくも3~4㎝ほどの毛が生えている。
ひつじと言えばあのモコモコとした体毛が特徴。
その毛刈りを行うタイミングは一般的に年に1度。3~5月頃となっています。この時期に毛刈りを行うと7月にはおよそ3~6㎝ぐらいの毛が生えてくるのですが…実は夏場にこの毛が生えてないと、ひつじは暑さでやられてしまいます。
熱を通しにくい白い羊毛で覆われているめん羊の皮膚に近い部分は、夏季の強い日射しを浴びても温度が上がりません。白い羊毛には夏季の直射日光に対して優れた断熱効果があることが、学術的にも示されています。
つまり羊毛は、ひつじを夏の厳しい日差しから涼しく快適に守ってくれるものなのですね。
この特性は、ひつじだけではなく人にとっても優しく発揮してくれます。
それこそが「夏にウールがいい理由」。
「直射日光に対して強い」という性質は、
糸となった後でも優秀なUVカット機能として効果を発揮。
また「呼吸をする繊維」とも呼ばれるウールは、すばやく湿気(=汗)を吸収して大気に放出するため、
いつでもちょうどいいサラッとした着心地をキープ。
そして、天然繊維であるメリノウールに備わる「菌の増殖を抑える機能」によって汗をかいた後のニオイも抑えてくれます。
ウールの優秀さはとても奥深く、この場ですべてを語ることは到底出来ないほどです。
今度は深く掘り下げて特集し、より詳しい情報をお伝えさせていただきますね!
MITSUBOSHI 1887のメリノシリーズは150g/m2の薄手なサマーウール仕様。
夏も含めてオールシーズンご愛着頂けます。
この夏から、ウールのシャツをぜひ試してみてください!
◆23時間を快適にする、メリノポロシャツの着回しコーデをご紹介
暑い夏のファションは、どうしても涼しさや汗かきのことを考えて手抜きになりがち。毎日似たようなTシャツを着たり、洗濯のしやすさを優先したりで、おしゃれのことまで気が回らなくなることも多いものです。
そんな時にオススメしたいのが、この「23時間を快適にするメリノポロシャツ」です。
*メリノポロシャツ(左:ダークネイビー 右:カームレッド)。
ポロシャツと言えばほとんどがコットンや化学繊維素材のものですが、こちらの23時間を快適にするメリノポロシャツは、その名の通り高級素材である「MerinoWool(メリノウール)100%」を採用。
カジュアルなデザインと高級感のあるウール素材の対比が特徴的な、実に興味深いポロシャツとなっています。
手に取ればわかるように、その素材感は他のカジュアルトップスとは比較にならないレベルの「とろみ」を感じさせる質感と、皮膚に馴染む心地よい肌触りが特徴。
通気性に優れ、さらにはウールの持つ「天然の抗菌防臭性」により汗などの匂いを低減するという、機能性素材の側面も持ち合わせています。
「スマートさと着心地を両立した、ビジネスカジュアルの究極形」を目指したメリノポロシャツを、実際に夏のコーディネートとして着用してみましたのでぜひご覧ください。
23時間を快適にするメリノポロシャツ ライトグレー
*ライトブルーの夏らしい迷彩柄のハーフカーゴパンツとのコーディネートでカジュアルな雰囲気を
大人のイメージを強調してくれるグレーのトップスは、夏のカジュアルシーンでは必須とも言えるアイテムです。
MITSUBOSHI 1887のメリノポロシャツは、最高級のメリノウールを採用することで、他にはない独特の風合いを演出。
素材へのこだわりは「糸になる前のトップの段階でホワイト、グレー、ブラックを混ぜて作り出した深みのある表情」で表現され、グレーの色合いを出すための徹底したこだわりは着用すればよく理解できます。
見た目的にも涼しげなグレーのポロシャツを使ったコーディネートは、やはりハーフパンツなどの涼しげなアイテムを使ったカジュアルコーデがおすすめです。
夏の暑い日の中での活動を考えた場合、ボトムも涼しげなライトブルーなどのカラーを使うと爽やかな印象を表現できます。
上記のコーデ写真では、ライトブルーの夏らしい迷彩柄のハーフカーゴパンツを合わせてみました。ライトグレーのトップスに対して涼しげなカラーで全体をまとめています。
また逆にボトムを長丈のカーゴパンツにして、トップスの軽やかな印象と対比させてもトータルのバランスが取れてしっくりとおさまります。その際はシューズにこだわってみてワンポイントのアクセントにしても良いでしょう。
*トップスの軽やかな印象と対比させるための長丈カーゴパンツコーデ
コーデのサンプル写真は、ブルーネイビーのタイダイ柄のカーゴパンツと合わせてみました。メリノポロシャツのグレーを中心にブルーのボトム、ライトイエローのスニーカーを使用し、その反対側としてブルーのバンダナ柄バケットハットを使い、バランスをとっています。
メリノポロシャツ ダークネイビー
*ダークネイビーのポロシャツにネイビーのデニムパンツのコーディネート。全体のトーンはハットで引き締めます。
高級テーラードスーツを彷彿させるダークネイビーをあえてカジュアルと合わせ、安易になりがちな夏のカジュアルファッションにラグジュアリーイメージを与えてみても良いでしょう。
サンプルのコーディネート写真では、ポロシャツのカラーと合わせたネイビーのリブ加工が効いた特徴的なデニムパンツと合わせてみました。
一般的なポロシャツ素材のコットンやポリエステルでは表現ができない素材感やドレープ、ナチュラルな波打ちがボトムの素材加工と相まって個性的なイメージを表現しています。
全体的なトーンに合わせてツバの長いブラックのハットを着用。ポロシャツがカジュアルすぎにならないよう、全体のトーンをハットで引き締めます。
トータルでのモノトーンカラーのコーディネートの重さを打ち消すため、シューズは軽やかなホワイトを基調に、全体に差し色となるビタミンカラーを少しだけミックスしたアイテムを着用しました。足元の軽さとビビッドな差し色が、より一層トップスの個性を引き出す効果を狙っています。
どうしても夏の暑い時期のファッションはカジュアルウェアの代表とも言えるTシャツを多用してしまいますが、メリノポロシャツのような高級感を感じさせるトップスで差別化すれば、ファッションへのこだわりをアピールできるに違いありません。
メリノポロシャツ カームレッド
*カラーものであっても落ち着きがあり、カジュアルにもセミフォーマルにも着こなせる。
一般的な赤のトップスは派手で目立つというイメージが強いものですが、このメリノポロシャツ「カームレッド」は深みがある落ち着いたカラーで、どの年齢層が着ても違和感がないエイジレスな色合いです。
女性の場合はこのような陽光に映えるカラーもののトップスを、少し凝ったデザインのロングスカートに合わせると上下のバランスが取れて、とてもおしゃれなイメージが演出できます。
さらに少し派手めになるコーディネートを、ベージュなどのシックなカラーで締めることでより一層トップスのイメージが強調され、カジュアルなシーンはもちろん、セミフォーマル的な使い方もできます。
メリノポロシャツならではの品のあるドレープ感は、男女問わず「ややオーバーサイズ」気味にして、たっぷり感のある着こなしをしてみてください。
裾をタックインすればなおさらウェスト周りにボリューム感が出て、体型を打ち消す効果も期待できます。その場合は普段よりもオーバーサイズ気味のアイテムセレクトがオススメ。
コーディネート写真のモデルは女性ですが、夏だからこそ男性もこのようなカラーもののトップスにチャレンジして欲しいものです。
その場合もボトムはベージュ系のチノパンやハーフパンツを合わせれば、情熱的でファッショナブルなキャラクターを演出できるはず。
高級素材であるメリノウールのトップスで、ファッションへのこだわりを感じてください!
◆Meets VOICEアーカイブス
使い手の声と出会う人気企画、「Meets VOICE(ミツボイス)」。
今回はメリノポロシャツをご愛着頂いている、レクサス インターナショナル「星賀 統貴さま」の回を振り返ります。
コロナ禍の中で、どのように働き方が変わったのか。そこに、いかにしてMITSUBOSHI 1887のメリノポロシャツが関わっているのか。是非ご覧ください。