あなたのぬくもりを、社会(だれか)のぬくもりに。
こんばんは。MITSUBOSHI 1887の杉山です。
皆様の年末年始はいかがでしたでしょうか。
私、12月31日には三星毛糸に入社する縁をいただいたおちょぼ稲荷さんに、1月1日には斎藤道三公ゆかりの北野神社へ参拝してきました。
もともと1月1日におちょぼ稲荷さんへ参拝する予定だったのですが、結構な勢いで雪が降っており「朝に車を出すと路面凍結が怖いな…」と思い予定を変更した次第。
結果大正解で、路面はガッチガチに凍結していました。
さて。昨年末から特に厳しくなったこの寒さから、MITSUBOSHI 1887としては初めてとなるチャリティーキャンペーンを行わせていただきます。ぜひ最後までご覧ください。
◆目次
・チャリティーキャンペーン「あなたのぬくもりを、社会のぬくもりに」
・「おっちゃん達、寒いだろうなあ…」
・認定NPO法人Homedoor理事長 川口加奈さんへのインタビュー
・認定NPO法人Homedoorについて
・ぬくもりを感じるMITSUBOSHI 1887のアイテム
◆チャリティーキャンペーン「あなたのぬくもりを、社会(だれか)のぬくもりに」
2022年1月12日(水)~1月31日(月)の期間中、MITSUBOSHI 1887オンラインストアの「販売利益の50%(*)」を、「誰もが何度でもやり直せる社会」を目指す認定NPO法人Homedoorへ寄付いたします。
*販売利益とは、売上から原価および各種手数料等の諸経費を差し引いた額を指すものとします
・期間:2022年1月12日(水)~1月31日(月)
・対象商品:MITSUBOSHI 1887オンラインストアで販売する全商品
あなた=使い手
社会(だれか)=ホームレスの方たち
とイメージし、使い手にはMITSUBOSHI 1887の衣服からぬくもりを。
ホームレスの方たちには、「Homedoorへの寄付を通じて」という形ではありますが、ぬくもりを得てもらいたい…という想いでこのテーマを掲げました。
なぜこのようなチャリティーキャンペーンを思い立ったのか、次項に書かせていただきます。
◆「おっちゃん達、寒いだろうなあ…」
岐阜に限らず、2021年12月下旬から先は全国的に厳しい寒さに襲われていました。
そんな折。
三星毛糸 社長の岩田は川口さんという方へ、会社の窓から撮った写真とともにこんなメッセージを送りました。
「おっちゃん達、寒いだろうなあ…」
川口さんとは、認定NPO法人Homedoorの理事長を務める川口 加奈さんのことで、Homedoorとはホームレス状態に陥った方を支援する団体です。
*詳細は「認定NPO法人Homedoor」の項を参照ください。
また、「おっちゃん」とはホームレスの方々のこと。
ホームレス状態に陥った要因も一概に自己責任とは言えず、社会の構造や様々な理由があります。
例えば、こんな例があります。
・介護のために退職せざるを得ず、介護生活をつづけながらできる職を探すも体調を崩してしまう。家賃を払う事ができなくなり、家を失った。
・家庭環境に問題があり「頼れる家族がいない」中、職場が倒産。退職に伴い寮を出ることとなったがすぐに家も仕事も見つからず…。
・DV被害によって、やむを得ず家を出る事になった。
今は若い世代の方も増えているようで、Homedoorを訪れる相談者の平均年齢は40.8歳、その半数が10代~30代の方だそう。
様々な要因にコロナ禍も加わり、「家を失う」経路が多様化しているということです。
社長はHomedoorの理事を務めているため、川口さんとの繋がりがありました。
冒頭の「おっちゃん達、寒いだろうなあ…」の後、私たちに何かできることがないかを考え、川口さんに今回のチャリティーキャンペーンを提案しました。
*なぜ社長がHomedoorの理事を務め、夜回りにも参加しているのか。
それについては、次項の「認定NPO法人Homedoor理事長 川口加奈さんへのインタビュー」にてお届けしています。
◆認定NPO法人Homedoor理事長 川口加奈さんへインタビュー
今回のチャリティーキャンペーンを行うにあたり、皆様にHomedoorとはどのような団体なのか。また、どんな人が運営しているのかという事を皆さんに知ってもらうきっかけとして、Homedoor理事長である川口加奈さんへインタビューを行わせていただきました。
文章で読むよりも川口さんの想いが伝えられるよう、今回はMITSUBOSHI 1887初の試みとなる「音声コンテンツ」にて公開しています。
本日公開される前編では、こちらのお話をしています。
①川口さんの自己紹介と、岩田真吾との出会い
②認定NPO法人Homedoorとは
③チャリティーキャンペーン「あなたのぬくもりを、だれかのぬくもりに。」について
④川口さんがホームレス支援を始められたきっかけ
ラジオ感覚で気軽に聴いてもらえますので、ぜひ視聴ください。
第1回 前編配信
【YouTubeで視聴する】 【Spotifyで視聴する】
第2回 後編配信
【YouTubeで視聴する】 【Spotifyで視聴する】
配信チャンネルURL
YouTube:https://www.youtube.com/channel/UC3SPPRYMIPtXuX9Q6ExzWYg
Spotify:https://open.spotify.com/show/20jqsJzptkqcUcUBTkGWdl
◆認定NPO法人Homedoorについて
「ホームレス状態を生み出さない日本へ」を理念に掲げるHomedoorは、2010年4月25日に任意団体としてスタートしました。
Homedoorは、ホームレス状態になりたくないにも関わらずそうならざるをえない状況や、ホームレス状態から抜け出したいと思っても抜け出せない状況を、就労支援事業や生活支援事業などを通じて解決に取り組んでいる団体です。
就労支援事業のひとつ「HUBchari」は、ホームレスの方々に得意な方が多い自転車メンテナンスの技術を活かしたシェアサイクルシステム。
2013年には夜回り活動「ホムパト」を開始し、2018年には生活の相談から再建までを行う施設「アンドセンター」を開設。
2021年6月にはアンドセンターの隣に、ほかほかなゴハン ほくほくなココロをテーマとして「おなかいっぱいにゴハンを食べてもらう。その上で、これからどうされたいのか、次のステップに向けた話をしていく」おかえりキッチンを開設するに至りました。
ホームレスのおっちゃんたちひとりひとりの声に耳を傾け、歩みをすすめることで、「ホームレス状態から脱出したい」と相談に訪れるホームレスの人々に対し、その一人一人に合った支援ができるようにと様々な取り組みを続けています。
◆ぬくもりを感じるMITSUBOSHI 1887のアイテム
・フェザーシルクストール
暖かいのに、軽くて柔らか。
フェザーシルクストールです。
片面はシルク起毛、逆側はサラッとしたウール地となっており、その日の気分や天候に応じて肌にあたる面を調整することができます
「フェザーシルク」という名の通り、羽のように軽くふんわりとした肌触りが気持ちいいストールに仕上げています。
暖かさは必要だけど、首元は重くしたくない方にぜひおすすめしたいアイテムです。
・ダブルリッチ シルクストール
しっかりと寒さをカバーできるダブルリッチシルクストール。
両面起毛の厚手素材を使っているので、身を切るような冷たい風の中でも暖かさをキープしてくれます。
また、人の肌に最も近い繊維と言われているシルクのなめらかで柔らかな肌ざわりは、乾燥した冬のお肌にやさしく接してくれますよ。
リバーシブルカラーなので、手元のコート等のアウターに合わせやすいのも嬉しいポイントです。
シルクの高級感と暖かさを両立させたい方におすすめのアイテムです。
・メリノロングTシャツ
「23時間を快適に」というコンセプトで創られた、ライトウェイトのメリノロングTシャツ。
寒い冬、外に出るときはインナーとして。
家の中ではこれ1枚で…と、大活躍する1着です。
ロングTシャツとは趣がことなる、ベースレイヤーです。
薄手なのに暖かく、重ね着要らずで着ぶくれしない。冷え性の方や、冬の寒さは辛いという方に特におすすめの1着です。
ロングTシャツもそうなのですが、このシャツの滑らかな触感は体が水分を多く含んでいる時でも変わりないということ。お風呂上りでもスルッと袖を通せます。
また、お肌に優しい天然繊維であるウールの中でも最高級のメリノウールは、トラブルを起こしている肌にもやさしいという特性を持っています。
ふんわりとした厚みと上質な着心地で、気温に応じて気軽に脱ぎ着できるジップパーカー。
外ポケットはiPhone13 Pro Maxが入るほどの大容量。縦にマチを作っているため、内容物が落ちづらくなっています。また、身頃にはしっかりとした内ポケットが2つ。航空チケットや長財布、パスポートなどがすっぽり入ります。
メリノウールの持つ天然のストレッチ性によって、締め付け感ゼロでも体にしっかりフィット。動きを邪魔することがありません。
上にブルゾンを着ても突っ張らないので、ミッドレイヤーとしても重宝しますよ。