【2月28日まで】チャリティキャンペーン終了まであと数日
MITSUBOSHI 1887の杉山です。
2022年初頭の身も凍るような寒さの中始まった、認定NPO法人Homedoorへの寄付キャンペーン「あなたのぬくもりを、社会(だれか)のぬくもりに」。
昨年11月のブラックフライデー期間には第2回を開催し、ホッカイロと宿泊費、また三星毛糸の生地で作った毛布を寄付させていただきました。
第3回となる今回は2月1日~28日までの1か月間開催、残すところあと1週間を切りました。
春に向けてメリノTシャツやポロシャツをご検討いただいている方は、ぜひこの機会にお買い上げください。
◆目次
・認定NPO法人Homedoorへの寄付キャンペーンが、あと数日で終了いたします
・Homedoorについて
◆認定NPO法人Homedoorへの寄付キャンペーンが、あと数日で終了いたします
認定NPO法人Homedoorへの寄付を行うチャリティーイベント「あなたのぬくもりを、社会(だれか)のぬくもりに」。
あなた=使い手
社会(だれか)=ホームレスの方たち
とイメージし、使い手にはMITSUBOSHI 1887の衣服からぬくもりを。
ホームレスの方たちには、「Homedoorへの寄付を通じて」という形ではありますが、ぬくもりを得てもらいたい…という想いでこのテーマを掲げています。
このキャンペーンの初開催は2022年の1月。
とある大雪の日、認定NPO法人Homedoorの理事を務める岩田が外を見てつぶやいた「おっちゃん達、寒いだろうなぁ…」という一言から始まりました。
「おっちゃん」とは、社会の様々な構造や、最近ではコロナ禍の影響によりやむを得ず家を失ったホームレスの方のこと。
ホームレス状態に陥った例をいくつか上げると…
・介護のために退職せざるを得ず、介護生活をつづけながらできる職を探すも体調を崩してしまう。家賃を払う事ができなくなり、家を失った。
・家庭環境に問題があり「頼れる家族がいない」中、職場が倒産。退職に伴い寮を出ることとなったがすぐに家も仕事も見つからず…。
・DV被害によって、やむを得ず家を出る事になった。
という事があります。
今は若い世代の方も増えているようで、Homedoorを訪れる相談者の平均年齢は40.8歳、その半数が10代~30代の方だそうです。
2023年1月28日に行われたHomedoorの行っている夜回り活動「ホムパト」の日。
私たち未来創造室のスタッフもこの活動に参加し、お弁当を配ってきました。
その中で私も20代30代のホームレス状態の方数人にお弁当を手渡ししており、「若い世代のホームレス状態の方が増えている」という事を体感しています。
さて、第3回となる今回は2月28日(火) 23:59をもって終了いたします。
【キャンペーン概要】
・期間:2023年2月1日(水)~2月28日(火)
・対象商品:MITSUBOSHI 1887オンラインストアで購入可能な全商品
・寄付について:MITSUBOSHI 1887オンラインストアの「販売利益の一部(*)」
*販売利益とは、売上から原価および各種手数料等の諸経費を差し引いた額を指すものとします
これまでの記録は以下をご覧くださいませ。
・第1回寄付キャンペーン活動報告「ぬくもりをシェア」
・第2回寄付キャンペーン活動報告・第3回寄付キャンペーン告知
・ホムパト参加レポート
◆Homedoorについて
「ホームレス状態を生み出さない日本へ」を理念に掲げるHomedoorは、2010年4月25日に任意団体としてスタートしました。
Homedoorは、ホームレス状態になりたくないにも関わらずそうならざるをえない状況や、ホームレス状態から抜け出したいと思っても抜け出せない状況を、就労支援事業や生活支援事業などを通じて解決に取り組んでいる団体です。
就労支援事業のひとつ「HUBchari(ハブチャリ)」は、ホームレスの方々に得意な方が多い自転車メンテナンスの技術を活かしたシェアサイクルシステム。
2013年には夜回り活動「ホムパト」を開始し、2018年には生活の相談から再建までを行う施設「アンドセンター」を開設。
2021年6月にはアンドセンターの隣に、ほかほかなゴハン ほくほくなココロをテーマとして「おなかいっぱいにゴハンを食べてもらう。その上で、これからどうされたいのか、次のステップに向けた話をしていく」おかえりキッチンを開設するに至りました。
ホームレスのおっちゃんたちひとりひとりの声に耳を傾け、歩みをすすめることで、「ホームレス状態から脱出したい」と相談に訪れるホームレスの人々に対し、その一人一人に合った支援ができるようにと様々な取り組みを続けています。